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腕のしなりはどうやって作るか?

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しなりとは

まず、しなりとは柔らかく曲がるように腕を使うことです。
投球動作で言うと、以下の写真のような状態がしなっていると表現します。
(大してしなっていませんが。。。)


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イメージとしてはムチのような動きです。
これは投球動作において非常に重要な動きであり、腕がしならないフォームは手投げになっていることが殆どです。

では、このしなりをどう作るか説明します。

1.上体の回転によって腕が振られること

しなりを作ることに大切なことである一つ目は上体の回転によって腕が振られることです。
上体が回転することによってトップの位置にある腕が肘から急速に引き出されることによって、ボールを持った手がトップの位置に取り残されることで
しなりが生まれます。

これは上体の回転と腕が連動している証拠であり、手投げの投手ではしなりは生まれません。
そのため、このしなりを作るためには上体の回転によって腕が振られる感覚を身につけることが重要です。

2.腕がリラックスしていること

腕をしならせるためには余計な力が入っていてはいけません。
柔らかい動きを実現させるためには柔らかい状態を保っておく必要があるからです。

そのため、腕はボールの重みを感じられるようにリラックスした状態でトップの位置を作る必要があります。

実際のしなるまでの動き

では、実際に腕がしなるまでの動きを見てみましょう。
トップの位置を作った腕が上体の回転によって上腕から肘が先に引き出され、ボールを持った手がトップの位置に取り残されるようにして
しなりが生まれているのが分かると思います。


このように腕を使うことでしなりが生まれるのです。


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