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着地はかかとから?
投球フォームを説明した書籍やサイトにおいて、ステップをして踏み出した足を着地する時に「かかとから着地をするように」と説明している
ことをよく見かけます。
かかとから着地することを良しとする根拠は体重移動が容易になる、踏み出した足が固定されやすいと書かれています。
要はかかとから着地が大事なのではなく、体重移動が出来ていて、踏み出した足が固定されていれば良いと言うことです。
この点については、つま先着地でも問題なく行えます。
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着地の仕方は様々
プロの投手を見ると、着地の仕方はもちろん「かかと」からもいますが、つま先、ベタ足と色々な着地の仕方があります。
着地の仕方にはタイプがあり、決してかかとからが正解ではないと言うのが私の考えです。
ライオンズ、ジャイアンツなどで活躍した工藤公康さんも「着地の仕方にはタイプがある」と述べています。
つまり、自分に合った着地をすれば良いということです。
着地に向けて意識すること
着地に向けて意識すべきことは、かかとから着地することを意識することではなく、股関節の引き込みをギリギリまで維持し、スパイクの裏側を
捕手方向に向けて、着地はスパイクの内側(下の写真の青部分)から着地するようにすることです。
この動きはプロの投手に共通した動きです。
かかとからの着地を意識するよりも、股関節の引き込みをギリギリまで行い、着地したら踏み出した足が固定されることです。
この点を意識することが重要です。
かかとから着地するのはあくまで手段の一つであり、目的ではないのです。
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